無垢材の特徴

• 木の質感や経年変化が味わえる

  無垢材は切り出したままの木材なので、品質にはばらつきがありますが、ひとつ一つの木材の表情が豊かなのが特徴です。天然木の質感や風合いが楽しめ、木のぬくもりを感じられます。
  十数年間経った無垢材の色やツヤは美しさや重厚さを持っています。日々のお手入れの楽しさや育てる醍醐味を存分に感じられます。

• 壊れにくく何度でも補修ができる

  合板と異なり天板を削ったり、割れを埋めたりと補修作業ができるため味わいを残しつつ長く使えます。合板に見られる経年劣化による接着剤のはがれ、浮き上がりなどもありません。
  丈夫で頑丈な無垢材は、きちんとメンテナンスしていれば、何十年も受け継いでいくことができます。

• 調湿作用で夏も冬も快適に過ごせる

  室内の湿度を一定に保とうとする作用があります。蒸し暑い夏の日には、無垢材が水分を吸収し部屋の湿度を下げ、また冬場であれば水分を放出し、乾燥しすぎないようにするので部屋の快適性が上がります。
  ただし水をこぼすと染みになりやすいためキッチンなどへの使用はおすすめしません。

• 冬場でも冷えない

  冷たい空気は下方に行くため、フローリングはどうしても冷たくなってしまいます。しかし、たくさんの空気を含んだ無垢材は、その空気が断熱の役割を果たすため冬場では冷気が無垢材に伝わりにくくなり、冷えるのを防ぐ作用があります。 冷え性の方や、床面に近いお子様などが快適に過ごせます。

• 香りで安らぐ。アロマテラピー効果も

  無垢材からはふんわりと清々しい木の香りが漂います。木の香りはストレス軽減などの心理的効果のほか、呼吸や血圧を作用する自律神経に働きかける効果などがあることがわかっています。
  木材の種類によっては防虫効果が期待できるものもあります。

• アレルギーやシックハウスの心配が少ない

  合板は接着剤を使用しているため、どうしてもアレルギー物質が気になるという方はおられます。また、使い始めは化学物質特有のにおいが気になる場合もあります。
  無垢材には接着剤は使用されていませんので、安心してお使いいただけます。